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ソニー、スマホ事業縮小へ

ソニーは投資家向け説明会を開き、エレクトロニクス事業の中期戦略を発表した。それによると抜本的な構造改革を終え、これからは収益を安定化させることを発表した。

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とまらない電機事業の収益悪化減少

エレクトロニクス事業の収益が悪化しているのはソニーだけでない。日本メーカーはNECを除き大幅に悪化している。少し前まで家電と言えば日本メーカーという感じであったが、近年は韓国などの新興国の安いメーカーにシェアを奪われてきた。(もっともその原因はシャープがサムスンと提携し、技術流出したことにある。)

スマホ事業の状況

ソニーがその厳しい中で光を見出した。その光こそがスマホ事業だった。日本では高い人気を誇るソニーXperiaシリーズだが、世界的に見るとシェアは低い。その理由としてはレノボやファーウェイ、シャオミといった中国メーカーが猛威を振るっているためだ。今もスマホシェアで一位を誇るサムスンも、今年に入りチャイナスマホが猛威を振るい大幅にシェアを落とした。
ソニーはかなりスマホ事業に期待してきただけに、落ち込みも大きい。

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ソニー、次の一手は?

ソニーは様々な事業を展開しているが、その中でも好調なのがエンターテインメントとゲーム、センサー事業。ゲーム事業ではPS4が海外で大きくシェアを伸ばしており、ソニースマホなどと連携できるようにすることを急いでいる。
またソニーは小型のイメージセンサーなどを得意としており、新興国スマホ向けに多く出荷している。因みに一眼レフで有名なニコンのカメラセンサーもソニー製だ。これからはこの二つ+映画などのエンターテインメントを軸に再編に努めるということだ。
その他にも1000人規模でのリストラや、FIFAのスポンサー降板も検討されている。ソニーを再建できるか見所だ。