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中国、南沙諸島に滑走路建築

南シナ海にある南沙諸島。ここはASEAN諸国と中国が領有権を主張し合っている場所だ。そんな南沙諸島に中国が“不沈空母”を作りあげたのだ。

南シナ海で存在感を示す中国

中国は様々な国と領土問題で争っている。日本の尖閣諸島も中国は領有権を主張していることは皆さんご存じの通りだ。他にもカシミール南シナ海で争っている。
特に中国が興味を示しているのが南シナ海だ。この間もベトナムの漁船に中国の海洋警察船が体当たりし、このベトナム漁船は沈没してしまった。
この南沙諸島は中国が一方的に実効支配している。なぜ中国は実効支配できたのか。


強引な手口

中国の島の奪い方は独特だ。まず漁民に変装した軍の特殊部隊が漁船で島に上陸し、その後中国軍が漁民保護の名目で島に上陸。実効支配を行うと島を“要塞”にしてしまうのだ。
南沙諸島は既に要塞と化している。常に中国軍が目を光らせ、ヘリポートなども整備されている。

不沈空母建設

今回中国は飛行機が離発着できるほどの人工島を造った。その全長は3000m。タンカーや大型船も着岸できるほどの港も整備されているとのこと。なぜ中国がこんな事をできるかと言うと、誰も何も言わないからだ。人工島の建設は明らかに環境破壊である。しかし環境保護団体は何も言わない。日本にはクジラがどうのと攻撃する癖に、だ。要は中国が怖いのだろう。そして国連も非難しない。中国は13億を抱える大国で、経済的にも世界中と結びついている。中国は仲が悪くなると強硬な行動にでる。数年前に日本との関係が悪化したときにレアメタルの輸出を止めたのは記憶に新しい。こういう行動をすぐにするのが中国という国だ。一党独裁の強みだ。
誰も何も言わないならやってしまう。こんな事も。そこでドーンと登場した訳だ。この不沈空母の建設は南シナ海の脅威だけでなく、太平洋獲得という野望の第一歩となるだろう。