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首相、解散表明。

今日の夜7時ころ、首相が会見を開いた。その内容は消費税増税の延期と、解散の表明だった。その意図とは...?

解散の理由

解散の理由について散々問われてきていたが、それについては国民に消費税の増税について信を問うためとしている。何かしっくりこない。おそらく長期政権にするための策略だろう。アベノミクスがもしもあまり効果が出なければ、国民の人気はグッと落ちる。安倍内閣としては、今しかない!ということだろう。

選挙の争点は?

今回の選挙の主な争点は、消費税の増税アベノミクスの成果、エネルギー政策、さらには集団的自衛権などであろう。ただ今回の選挙では野党の政策が全く無いのである。安倍総理も会見で言っていたように、安倍内閣の批判だけしか言っていない。野党は与党の揚げ足をとって選挙に勝とうとでも言うのだろうか?そんな野党はもはや存在意義が無いアベノミクスを批判するならば、まず自分たちが政策を掲げるべきだ。これは自民党が優勢かも知れない。自民党よりマシな党が無いからだ。

消費税の行方

今回の会見で首相はきっぱりと、29年に必ず増税すると言った。これはアベノミクスへの自信の表れであるとともに、上げないとマズいということの表れでもあると言えるだろう。そろそろ高齢者が一気に増え、社会保障費も急激に増える。これで税金を上げなければ借金はもっと増える。また、海外にも公約をしていたため、国際的な信用を失わないためとの見方もできる。実際IMFは日本に対して約束通り消費税を10%に上げるべきという忠告を出したのだ。

安倍政権のこれから

首相はもう一つ大きなことを言った。今回の選挙で与党が過半数を獲得できなければ、アベノミクスは遂行できない。よって退陣すると明言したのだ。これはかなり大きなニュースである。ただ、前にも書いたとおり、今回は自民党よりマシな党が無い。過半数獲得は容易なのかもしれない。
もし安倍政権が退陣したら、日本のトップに立つのはやはりあの人だろうか...