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トヨタ、新型燃料電池車発表

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トヨタは新たな新型の燃料電池車を発表した。その名も“MIRAI”。外見からしても先進性が見てとれる。トヨタ電気自動車ではなく、燃料電池車に力を入れる訳とは?

 

世界中で強まる排ガス規制

現在我々の地球は着実に温暖化している。温暖化している理由についてはかなりの疑問もあるが、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの出し過ぎであると言われている。温室効果ガスを多く排出する先進国では、既にエコカーを推している国が多くある。わが国もそうであるが、アメリカもそうだ。特にカリフォルニア州などでは、将来的に排ガス0車を15%にまで増やすと言っている。
 

なぜ電気自動車ではなく燃料電池車?

エコカーにはいくつか種類がある。主流なのが電気自動車燃料電池車だ。このうち電気自動車は既に道路を走っている。しかし電気自動車にはある欠点があるのだ。その欠点は主に2つ。走行距離が短いことと、充電時間が長いことだ。その点において燃料電池車は有力だ。燃料となる水素の補充にかかる時間はたったの3分。そして走行距離も電気自動車の2倍もある。
そして、トヨタ燃料電池車にこだわる理由はマーケットの問題だ。電気自動車というのは部品数が少なく、製作が容易だ。そのため自動車で急成長をしている中国メーカーなども容易に設計、製作が可能で、安いそちらに客が流れてしまう可能性も大きい。技術で他のメーカーに大きな差をつけているトヨタも、電気自動車では技術の差を見せにくい。そこで敢えて難しい燃料電池車に奔ったのだ。燃料電池車は燃料が水素であるため常に爆発の危険も抱えている。そこで光ったのがトヨタグループの燃料タンク。なんと時速80kmで衝突しても壊れないのである。こんな代物そう簡単には作れまい。新興国の安い製品の追随を許すまじと創ったのがこの“MIRAI”だろう。気になるお値段は実質52
0万円。1台いかがだろうか?